第3章
散歩の効果
散歩は、ロコモティブ症候群の予防に補助的な役割を果たす重要な運動です。ただし、散歩だけでは不十分であり、筋力トレーニングと組み合わせることが重要です。
散歩の5つの効果
体力維持・脂肪燃焼
心肺機能を高め、全身の体力を維持します。脂肪燃焼により肥満予防にも効果的です。
下肢の筋力維持
歩行時に下肢の筋肉を使用するため、筋力低下を緩やかにします。
精神的な効果
ストレス軽減や気分の改善、友人との散歩による社会参加の向上につながります。
骨密度の維持
重力に対する負荷により、骨密度の低下を緩やかにします。日光浴でビタミンDも生成されます。

無理なく続けることが大切
推奨される散歩方法
実施時間の目安
1日30分程度 / 週3~5日
正しい歩き方のポイント
- 1
背筋を伸ばし、正しい姿勢を心がける
- 2
足を大きく出し、かかとから着地する
- 3
腕を自然に振る
- 4
無理のないペースで歩く
散歩だけでは不十分な理由
散歩は有酸素運動であり、心肺機能と下肢の筋力維持には効果的です。しかし、新たな筋力増強やバランス能力の大幅な向上には、スクワットや片脚立ちなどの筋力トレーニングが必要です。
最も効果的な組み合わせ
- 散歩:週3~5日、1日30分
- 筋力トレーニング:週3~5日、1日5~10分
- 栄養管理:毎日、タンパク質とカルシウムを摂取