第2章
推奨される食べ物
ロコモティブ症候群の予防には、筋肉と骨を強くする栄養素の摂取が欠かせません。特に重要な3つの栄養素について詳しく解説します。
1. タンパク質
筋肉の材料となる最も重要な栄養素です。肉、魚、卵、大豆製品をバランスよく摂取しましょう。
摂取の目安
体重1kg当たり1~1.2g/日
体重60kgの方の場合
60~72g /日
食べ方のコツ
- 毎食、主菜として取り入れる
- 動物性と植物性をバランスよく
- 肉と魚は1:1の割合で
タンパク質を多く含む食材リスト
| 食材カテゴリ | 食材名(分量) | タンパク質含有量 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 肉類 | 鶏むね肉(100g) | 約23g | 低脂肪で高タンパク |
| 豚肉赤身(100g) | 約19g | ビタミンB1が豊富 | |
| 魚類 | 鮭(100g) | 約25g | ビタミンDも豊富 |
| マグロ(100g) | 約26g | 鉄分も含む | |
| 大豆製品 | 納豆(1パック) | 約8g | ビタミンKも含む |
| 豆腐(150g) | 約10g | 消化しやすい |
2. カルシウム
骨を強くするために不可欠です。日本人は不足しがちな栄養素なので、意識的に摂取しましょう。
摂取の目安
800mg /日
食べ方のコツ
- 毎日牛乳かヨーグルトを1杯
- 小魚や乳製品を組み合わせる
- 夜間の吸収が良い
カルシウムを多く含む食材リスト
| 食材名 | 分量目安 | カルシウム含有量 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 牛乳 | 200ml | 約220mg | 吸収率が高い |
| ヨーグルト | 100g | 約120mg | 手軽に摂取可能 |
| 小松菜 | 100g | 約150mg | 野菜の中で最も豊富 |
| 豆腐 | 150g | 約150mg | 様々な料理に使える |
3. ビタミンD
カルシウムの吸収を助け、骨への沈着を促進します。日光浴によって体内でも生成されます。
摂取の目安
10~20μg /日
多く含む食材
- 鮭(100g)約32μg
- イワシ(100g)約22μg
- 干しシイタケ(10g)約4.4μg
日光浴も大切
ビタミンDは食事だけでなく、日光を浴びることでも作られます。
1日15~30分の日中の散歩で、必要なビタミンDを生成することができます。
推奨される1日の食事例
朝食
- ご飯
- 卵焼き
- 納豆
- 牛乳
昼食
- ご飯
- 鶏むね肉のソテー
- 小松菜のおひたし
- 味噌汁
夕食
- ご飯
- 鮭の塩焼き
- 豆腐の味噌汁
- ほうれん草のおひたし